2009年09月15日

お役所がやりたいと言い出したら


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皆さん、おこんばんは☆

最近、めっきり涼しくなってきましたね。





さて、今日はこんなニュースが気になりました。

「フラガール」支援会社、信託免許取り消しへ(読売新聞) - Yahoo!ニュース

映画『フラガール』などの制作資金を支援したジャパン・デジタル・コンテンツ(JDC)信託に対して、金融庁は信託業務免許を取り消す決定をしました。





このJDC、旧通産省の研究会が中心となって1998年に発足。

コンテンツ産業への投資ファンド的な役割を果たすとともに、クリエイターと呼ばれるコンテンツ制作者の発掘、制作会社の地位向上と収益確保への貢献を目指したのだそうです。

映画ファンド、アニメファンド、オンラインゲームファンド、グラビアアイドルファンドなどを組成したことで有名になりました。





しかし、投資作品に目立った実績がなく、顧客から預かった信託財産を借金返済に充てたり、売り上げ水増しで粉飾決算を行い、社員による出資金約8800万円の着服、更に今年3月期の純資産が信託免許に必要な1億円を下回る4700万円に留まるなど、もう企業としては末期状態でした。

そして、遂に信託免許取り消しです。





JDCは投資家から約400億円集めているそうですが、免許取り消しで予定通りの配当が出来なくなる可能性が高いとのこと。

ここで、JDCがどんな映像作品に出資したのか気になって、ざっと調べてみました。
(クリックするとAmazonへとびます)

フラガール
パッチギ!
蟲師
バジリスク ~甲賀忍法帖~
天使
STRAIT JACKET
ZERO
歓喜の歌
カンフーくん
ラストゲーム 最後の早慶戦

等々・・・

有名な作品もありますが、ビミョーなのもありますね。

それにしても、こんなにダメダメな企業になってしまった原因は、一体何なのでしょう。

国際金融アナリストの枝川二郎氏は、こんなことを仰っているそうです(以下引用)

映画ファンドが官主導で始まったことについて、「お役所がやりたいと言い出し、民間を指導してうまくいったためしはありません。特に、新しくて試行錯誤が必要なビジネスモデルではそうです」と指摘。

日本では、保険会社や銀行の出身者が経営しているが、枝川さんは、「映画はハイリスク・ハイリターンで、金融のローリスク・ローリターンとはビジネスモデルが違います。伝統的な金融機関の考え方ではダメで、きちんとリスク管理ができるノウハウのある人がやるべきでしょう」




映画ファンドの仕掛け人 ファンドを通じ、コンテンツを「成長産業」に 2006年度第80回キネマ旬報ベスト・テンで、日本映画1位に「フラガール」が選ばれた


お役人が企業の経営に乗り出したら、注意が必要かもしれません。



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posted by ごくしょう at 18:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | その他| edit
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